SLSで最もよく使うルアーがメタルジグです。よく飛んで、ただ巻きでもシャクっても使えて、青物からフラットフィッシュまで幅広く狙える万能ルアー。SLSをやるなら必ず持っておきたい存在です。

ただ、お店に行くと重さ・形・材質・カラーのバリエーションが膨大で、「結局どれを買えばいいの?」と迷ってしまいますよね。この記事では、重さ・形状・材質・カラーの4つの軸で選び方のポイントを整理し、最後に自分が実際に使っているジグも紹介します。


重さの選び方

SLSで使うジグの重さは主に20〜30gが基準になります。

  • 20g前後:潮が緩い・水深が浅い場所、小型魚メインのとき。ゆっくりフォールするので食わせやすい
  • 30g前後:流れが速い・遠投したいとき、ある程度のサイズを狙うとき。底取りも速く手返しが良い

まず1つ買うなら30gがおすすめです。理由はシンプルで、重い方がよく飛ぶから。飛距離が出れば探れる範囲が広がり、それだけ魚に出会えるチャンスも増えます。また、風が強い日や潮が速い日でも底をしっかり取れるので、幅広い場面で対応しやすいです。

軽いジグは扱いが難しい場面もあるので、最初の1本は30gで感覚をつかみ、慣れてきたら状況に応じて20gを足していくのがおすすめです。


形状の選び方

メタルジグは重心の位置によって動きが変わります。最初は1つに絞って大丈夫ですが、違いを知っておくと状況に合わせて使い分けられるようになります。

センターバランス(ナチュラル系)

重心が中央にあり、フォール(沈むとき)にヒラヒラと木の葉のように舞います。この「落ちていく動き」で食わせるのが得意で、活性が低いときや、なかなか口を使わない魚に効きます。迷ったらまずこのタイプが万能でおすすめです。

リアバランス(飛距離重視)

重心が後方にあるため空気抵抗が少なく、よく飛びます。サーフや広い堤防で遠投したいときに頼りになります。その分フォールは速めで、テンポよく探りたいときにも向いています。

フロントバランス(アクション重視)

重心が前方にあり、ワンピッチジャークでキレのある左右の動き(ダート)が出ます。活性の高い青物に強くアピールして、積極的に誘いたいときに向いています。


材質の選び方

最も一般的な素材で、なんといっても価格が安いのが魅力です。根掛かりでロストしても痛手が少ないので、初心者が数を揃えて練習するのに向いています。まずは鉛のジグでキャストとシャクリの感覚をつかむのもアリです。

タングステン(TG)

鉛より比重が高い金属で、同じ重さでもひと回りシルエットが小さくなります。これが大きなメリットで、

  • マイクロベイトに強い:小さなエサを食べている魚に、小さいシルエットでマッチさせやすい
  • よく飛ぶ:小さい分だけ空気抵抗が減り、飛距離が伸びる
  • 底取りが速い:素早く沈むので手返しが良い

価格は鉛より高めですが、釣果に直結する場面が多いので、個人的にはTGをおすすめします。1つ持っておくと「鉛で反応がないときの切り札」としても活躍します。


カラーの選び方

カラーはたくさんあって迷いますが、難しく考えすぎなくて大丈夫です。まず1色選ぶならシルバーゼブラグローがおすすめです。

シルバーは光を反射して魚にアピールする万能カラーで、イワシなどのベイト(エサ)にも似ています。そこにグロー(夜光)が入ることで、朝マズメや曇り・濁りなど光が少ない状況でも見つけてもらいやすくなります。アピール力と視認性を兼ね備えた、最初の1色にぴったりの組み合わせです。

慣れてきたら、光量の多い日中はシルバー系やブルー系、光量の少ない朝夕やマズメ時はゴールド系やグロー系、というように状況で使い分けると釣果が安定してきます。


よくある質問

Q. 最初は何個くらい揃えればいい? まずは30gを2〜3個あれば始められます。同じ重さでカラー違いを用意しておくと、反応がないときに色を変えて試せます。慣れてきたら20gや、フォール重視・飛距離重視といった形状違いを足していきましょう。

Q. アシストフックは付いてる?別で買う? 製品によって、フック付きとフックなしがあります。フックは消耗品で、サビたり伸びたりしたら交換が必要なので、予備のアシストフックも一緒に持っておくと安心です。

Q. 根掛かりが多くてジグがすぐ無くなる… 底を取ったらすぐに巻き始める、底をズル引きしすぎない、を意識すると根掛かりが減ります。根掛かりが多いポイントでは、安価な鉛ジグを使い、ここぞの勝負どころでTGを投入する、という使い分けもおすすめです。


最後に

自分が使っているジグを紹介します。



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